骨粗鬆症
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる状態をいいます。骨折を起こすと身体機能の低下をきたし、生活の質が低下し、寝たきりになる場合もあります。骨強度の約70%は骨密度により決まり、残りの30%は骨質により決まるといわれています。女性ホルモンの低下とかかわりが深いといわれていますので、40代以降の女性では早めの骨密度検査をお勧めします。
骨粗鬆症の治療の目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。薬物療法、食事療法、運動療法を並行して行い、骨密度を高めましょう。
当院では2種類のエネルギーのX線を腰椎と大腿骨頸部の2ヶ所に当てて測定し、骨とその他の組織を区別して、骨密度を測定するDEXA法による骨密度検査を行っております。被ばく線量も少なく、従来の超音波法などと比較し、骨折を起こしやすい部位を直接測ることで精度の高い検査が可能です。
ご自身の骨が健康であるかどうかは、外見では判断できません。定期的に骨密度測定を行うことは、骨粗鬆症の予防や早期発見にもつながります。
ご心配、ご相談がある方は、お気軽にご相談ください。